【資金管理】ロット数の目安とは | FXのロット数は3つのポイントで決める

ロット数は3つのポイントで決める

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こんにちは!こじろうです。

<strong>ロット数に</strong><br><strong>ついて</strong><br><strong>知りたい人</strong>
ロット数に
ついて
知りたい人

ロット数の適正数っていくらぐらいなの?資金に応じて調整するべきなのかな?それともチャンスの時に大きくするべきなのかな?

こんな疑問を解決します。

ロット数はエントリーする際に必ず決めますが、使い方次第で大きなリターンを得たり大きな損失を引き起こす恐れがあります。

よく「チャンスにはロットを大きく張るべき」という事を聞きますが、相場に100%なんていうものは無く、熟練したトレーダーでさえチャンスのエントリーポイントなんて絶対に分かりません

この記事では根拠のあるロット数の決め方や計算方法を詳しく解説しています。

ロット数を決めることは資金管理する事であって「大きくお金を増やしたい」という感情で決めるものではありません。ロット数の決め方を知っていなければ資金は必ず減少していきます

計算なんて難しいんじゃないの?僕でもできるか不安だなぁ…。

結論、計算方法が分かっていればアプリなどの計算ツールもありますよ!

記事の内容

FXのロット数の目安は3つのポイントで決める

ロット数を自由に決める事はおすすめしません。なぜならロット数=資金管理こそがFXの必勝法ともいえる大事な内容だからです。

決める内容は3つのポイントさえ押さえれば本日から実践できる内容です。

POINT1:損失許容額を知る

まずは自分の資金の許容損失額を知りましょう。許容損失額とは1度のトレードで失ってもよい金額の事です。

2%ルール

FXでトレードする上でとてもスタンダードな方法ですが許容損失額を資金を2%以下にすると良いとされています。

  • 100万円の証拠金=2%は2万円
  • 10万円の証拠金=2%は2000円

例えば100万のケースで2%ルールを用いてトレードを10回した例を見てみましょう。リスクリワードは1:2にしておきます。

回数 証拠金 許容損失額【2%】 トレード結果 総資金
1回目 1,000,000 20,000 × 980,000
2回目 980,000 19,600 × 960,400
3回目 960,400 19,208 998,816
4回目 998,816 19,976 1,038,768
5回目 1,038,768 20,775 1,080,318
6回目 1,080,318 21,606 × 1,058,712
7回目 1,058,712 21,174 1,101,060
8回目 1,101,606 22,032 × 1,079,573
9回目 1,079,573 21,591 × 1,057,982
10回目 1,057,982 21,159 1,100,300

上記の様に10回のトレードで半分負けトレードだとしても確実に資金は増加していく計算になります。とは言えリスクリワードが1:2のポイントは毎回あるわけではないのでここまで上手くはいきませんが、極論50回連続で負け続けないと資金はなくならない計算です。

半分も負けているのに資金が増えてる!

資金管理はトレーダーで決めれる唯一のもの

このロット管理は相場という不確定なものの中で上下の優位性などではなく、唯一完全にトレーダーが操作できるものになります。

したがって許容損失額さえ決めていればエントリーにおいてリワードはある意味制限がないのです。許容損失額は2%でもエントリーポイントによってはリワードは2~5などの場合もあり、資金は複利で増大していくことになります。

勝てているトレーダーほどトータルで資金が増えればいいといっているのはこういう事です。

POINT2:損切幅の距離を確認する

次に損切幅までのpips数、距離を確認します。損切ポイントは一般的にはダウ理論を用います。

上記の図でいうと赤点線のや安値更新するラインでエントリー予定なのでダウが崩れる青点線のLCまでの幅を測ってください。

3.POINT3:ロット数の計算方法

最後に米ドル/円でLCまでの幅と許容損失額からロット数を計算します。計算式は以下の通りです。

LCまでが20pipsの場合

 計算式 【クロス円の場合】 

(許容損失額÷取引通貨単位)÷(損切り幅(pips)÷100円)

 計算式 【クロス円以外の場合】 

(許容損失額÷取引通貨単位÷(損切り幅(レート)×日本円換算値(円))

米ドルはクロス円なので自己資金が100万円の場合で①に当てはめると
(2万円÷10万通貨)÷(20pips÷100円)=1ロットとなります。
※海外口座10万通貨の場合

LCまでが30pipsの場合

(2万円÷10万通貨)÷(30pips÷100円)=0.6ロットとなり許容損失額は同じく2万円となります。

計算が面倒

エントリーするたびに損切幅のpips数を図って計算しているとレートが動いたりと面倒なのであらかじめ自分でエクセルなどを用いて作成したり、アプリなどを使用してください。

計算が面倒なんでスマホのアプリにまかせよう!

ロット数の目安は証拠金で変わる

ロット数の目安は証拠金で変わります。それは前述したとおり許容損失額から決めることに直結しているからです。証拠金が多ければ2%でもロット数は大きくなり、証拠金が少なければロット数も小さくなります。

チャンスの際にロット数をあげるべきか

よく言われるチャンスだと思ったところでロット数を上げてエントリーするべきか?という内容に直面します。

結論は「上げれない」です

というよりは上げる下げるはトレーダーが決めることではなく、あくまでもエントリーから損切ラインまでの距離と証拠金から計算される許容損失額で決まります

相場でチャンスと分かるところなどなく後から見て「あそこでロットを張っていればなぁ」と感じるだけであり、ロットを張って逆行すれば損失を取り返すことはおろか一瞬で積み上げてきた資金を無くしてしまうことになるのです。

まとめ:ロット数は感情で決めるべからず

ロット数は大きくすればするほどレバレッジが効き大きく利益を得れるメリットがあります。人はそのような目に見えて分かりやすい利益を求めるのですぐに「大きく」「早く」になってしまいます。

また負け越している時でさえ「ロットを今の倍にしたら一瞬で取り戻せる」などとなんの根拠もないポイントでエントリーして逆に損失を大きくしてしまうことは往々にしてあります。

ロット数はFXでは資金管理技術ともいえるとても大事なスキルです。まずはじめに学ぶべきとも言えますが損切などの技術も必要なため後回しにされがちです。

ロット数は上げる下げるではなく上がる下がる

であり半ば自動で決まるものと認識しておいてください。

コツコツと資金を増やしていくことができれば、自然とロツト数も上がってきますよ。

ここまで読んでいただきありがとうございました。明日からのトレードに役立ててくれれば幸いです。

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