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水平線を極めるとFXは簡単?水平線の引き方とトレード方法を解説
こんにちは!こじろうです。
「FXの水平線の引き方を教えてほしい。水平線がなぜ有効なのかいまいち理解できない。反発する理由なども詳しく知りたい。」
こんな疑問を解決します。
水平線はFXの基礎のテクニカル手法です。高安値に引くことでサポートされたり、レジスタンスになったりと重要な水平線を見つけることでトレードの勝率は高くなります。
結論水平線を極めるだけで勝てるトレーダーになることができるぐらいのテクニカル手法と言えます。
この記事では水平線を高安値にただ引くだけではなく、水平線が何故テクニカル的に効くのかを相場参加者の心理を交えて解説しています。
本記事を読めば水平線を理解して正しく引くことができるようになり、どこに注文の集中があるかを相場参加者の視点から見えるようになります。
\水平線の最終奥義/
水平線を極めるとFXは簡単?
結論から言うと水平線を極めればFXは簡単になります。
水平線を極めれば分かること
- 大衆心理が見えるようになる
- 注文の集中が分かる
- エントリーするべきポイントが分かる
- 利益確定するポイントが分かる
大衆心理が見えるようになる
水平線を極めれば大衆心理が見えるようになります。そのためにはポジションを持った時のトレーダーの心理を知る必要があります。
✔サポートライン際にある4人のトレーダーの心理
- トレーダーA:売りでポジションをもった利確の買い注文
- トレーダーB:過去の安値からずっと売りポジションをもっていた建値決済の逃げの買い注文
- トレーダーC:再度売りポジションをもった利確の買い注文
- トレーダーD:安値を更新しなかったことで逆張りで新規買い注文を入れる
✔トレーダーA
過去に付けた安値付近にくると利益確定の買い注文が入り上昇します。
✔トレーダーB
底値付近でまだ下がると思い売りポジションをもってしまったトレーダーです。
エントリーした建値付近にくると損失を逃れたいので逃げの決済注文をします=買い注文
✔トレーダーC
再度上昇してきますがまだ下降トレンド中と判断して売りで追従するトレーダーです。
前回安値でまたサポートされると利益が減るため利益確定の買い注文が入ります。
✔トレーダーD
安値更新しないのを確認してトレンド終了とみて逆張りの買いで注文を入れるトレーダーです。まだ高値を更新していないのでダウで言う先行期で仕掛けるトレーダーです。
今回はサポートラインで解説していますがレジスタンスラインも同様の考え方です。
注文の集中が分かる
各トレーダーが利確の買い注文や新規の買い注文でサポートされるわけですがダウ理論でいえば高値更新していないためポジションを持っているトレーダーがいます。
この様になりますが注文の集中が分かるようになるには売りと買いのトレーダーの損切ラインを考える必要があります。損切ラインの考え方は基本ダウ理論を元にして優位性のなくなるラインになります。
➤ ダウ理論が分からない方はダウ理論とは?初心者にもわかりやすく解説 | 6つの基本法則の全ては使えない理由を参考にしてください。
✔売りトレーダーAとCの損切ライン
トレーダーAもトレーダーCも直近の高値付近を抜けられると売りへのポジションの優位性がないのでライン直上に損切の買い注文を置いています。
✔買いトレーダーBとDの損切ライン
トレーダーBとトレーダーDは言わずもがな安値を更新しないと思って買っているので、過去の安値直下に損切注文を置いています。
注文の集中するポイント
勘のいい方ならもうお分かりだと思いますが注文の集中するところとは
先ほどのような値動きを実際のチャートで見てみると
過去の安値でサポートされていますね。
注文の集中する場所はこのポイントです。
かなり前からポジションを持っているトレーダーは高値を切り下げる度に損切ラインを次の切り下げた高値直上に下ろしてきます。(トレーリングストップ)
そのため売りのトレーダーが増えるにしたがって直近の高値直上にどんどん損切は溜まります。この溜まった損切を巻き込むことで一気に買い注文が入りレートは上昇することになります。
エントリーするべきポイントが分かる
ここまで読んでいただければエントリーポイントはお分かりだと思います。
エントリーするポイント
エントリーするポイントは注文の集中する場所です。サポート・レジスタンスされる回数が多いほど注文は溜まるのでレートは伸びやすくなります。レンジ相場と言われる相場がいい例ですね。
ラインブレイク手法
ライン抜けの損切を利用した手法をラインブレイク手法と言います。相場参加者の心理を読み解き損切の集中する場所が分かれば損切注文を巻き込みレートは勝手に伸びていくことになります。
利益確定するポイントが分かる
水平線を使った利益確定方法に関しては以下のとおりです。
- 上位足の水平線
- 分割決済
上位足の水平線
トレンドの方向性と同様に水平線も上位足がより強く反応します。例えば下記は15分足でエントリーしたパターンです。
上記のようにポジションを持っていた場合の利確方法に関しては前回の損切ライン同様に「ダウが崩れたポイント」になります。
では何故下げてきたか?に着目するとよく意識されるのが「上位足の水平線」になります。
上位足では前回高値付近に近づくにつれて各トレーダーの心理で見ていた様に逆張りで売り注文を出すトレーダーや、かなり前から買い注文を持っている1時間足トレーダーの利確で下げることになります。
ですのでこの上位足の水平線を意識してダウが崩れる前に決済しておくと利益を減少させずに利益を確定することができます。
✔分割決済で利益を確定
この様に1時間足トレーダーの損切と15分足のトレーダーの損切を巻き込んで更にレートは上昇する可能性もあります。
先ほどの様に上位足の水平線で利確していた場合はその後のレートがどこまで伸びようが見ているだけしかできません。
そのため、少しでも利益を目減りさせないように利益確定をする方法として有効なのが分割決済です。
上位足の水平線で半分ポジションを決済させておけばその後にレートが伸びれば利益が増えますし、建値を割ってよほどの含み損にならない限りは利益が得られるのです。
この方法は実際のトレードでも活用していますのでリアルトレード記事を参考にしてください。
利益が少し減るのは嫌だけど分割で決済しなければ、急なレートの変化で含み損になるかも…。
正しい水平線の引き方
水平線の引き方は下記の通りです。
- 上位足から引く
- ゾーンで引く
水平線は上位足から引く
先ほども解説しましたがより意識される水平線は上位足になりますので必ず上位足から引いてください。
✔なぜ上位足の方が有効なのか
水平線にしてもトレンドにしても上位足の方が有効なのかは
上位足は下位足の集まり=上位足のトレーダーの数の方が多い
イメージとして大勢の人の流れに逆らうことができないように大衆が上昇トレンドだと言っているのに、その中で売りを仕掛けたところですぐに含み損になるのは必然です。
上位足の水平線はより多くのトレーダーがいるために、その水平線付近の注文も多くなりより意識されるのです。
水平線はゾーンで引く
水平線を引く際は必ずゾーンでとらえるようにしてください。あなたが引いた水平線は必ずしもトレーダー全員が引いているラインではありません。
上記の様に1本だけラインを引いた場合には綺麗に反応しているポイントは2か所です。これを少し広めにゾーンでとらえると
この様に4か所になり最後のポイントは綺麗にレジサポ転換しているのが分かります。
水平線はブレイクアウト手法でトレードする上で欠かせませんが1本で引くと「まだ抜けていないのに伸びてきた」や「抜けたと思ったのに反転してきた」などになりかねませんので必ずゾーンで見るようにしてください。
上位足から引く水平線ほど必ずゾーンで引きましょう。一見ヒゲに見えても下位足ではしっかりとした値動きがあります。
まとめ:水平線はトレーダーの注文の足跡
水平線は引いているから機能するのではなくそこに注文があるからということを忘れてはいけません。
チャートを見ているとどうしてもただの値動きの様に見えて、水平線に触れたから買いや売りなどとトレードしてしまいますが全てはその裏にトレーダーの心理と注文があるのです。
相場参加者の心理を読み解き注文の集中が見えるようになれば、水平線1つで優位性のあるトレードができます。
\水平線の最終奥義/
水平線は高安値に引く誰でもできるテクニカル分析だからこそ極めれば技術に昇華します。
ここまで読んでいただきありがとうございました。明日からのトレードに役立ててくれれば幸いです。
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