国内FX会社と海外FX会社の違いを徹底比較 | 国内FX会社が危険な理由

国内FX会社と海外FX会社の違いを徹底比較

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こんにちは!こじろうです。

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「FXの口座開設をしたいんだけど海外の会社ってどうなの?国内が安全だよね?子海外と国内の違いを教えてほしいな」

こんな疑問を解決します。

口座開設といっても国内から海外まで多数存在します。一体でどれがいいのか?どの会社がいいのか?適当に決めてしまうと損をしてしまう可能性があります。

結論から言うと初心者は国内口座で始めないほうがいいです。あなたの大切な資金を失う事になりかねません。

本記事では国内FX会社と海外FX会社の特徴を比較し、なぜ初心者が国内FX会社を使わない方がいいのかなど詳しく解説しています。

この記事を読めば国内会社と海外会社の違いを正しく理解でき、無駄な損失を招くばかりかリスクを減らしてFXを開始できるようになります。

海外FX会社では0円からでも開始できるので、良く違いを理解する方がお得です。

記事の内容

国内FX会社と海外FX会社の違い

国内FX会社と海外FX会社の違いについて下記の表にまとめました。

  国内FX会社 海外FX会社
取引方法 DD方式 NDD方式
取引ツール 自社ツール MT4・MT5
レバレッジ 最大25倍 最大5000倍
追証 有り 無し
ゼロ・カットシステム 無し 有り
リスク 大きい(追証あり) 少ない(ゼロカットシステム)
税率 20.315% (申告分離課税) 15~55% (累進課税)
ボーナス有無 有り 有り
スプレッド 狭い 広い
スワップ 多い 少ない
ロスカット水準 50~100% 0~20%
安全性 日本の金融庁認可 金融ライセンス取得

同じFXでトレードすると言ってもここまで内容が違います。「何故違うのか」は全て解説しますが内容が変わってくる要因は3つあります。

  • 取引方法
  • ゼロカットシステム
  • 安全性

この3つで他の内容に大きな違いが生まれます。

初心者の方は意外と違いを知ることもなく国内口座で開設しがちです。本当は比較したうえで決めるべき内容です。

完全に国内は安全で海外は危険と思って口座開設していました。

トレーダーはFX会社の取引方式を絶対に知るべき

国内FX会社と海外FX会社と通常にトレードする上では分かりませんがトレーダーと会社間での取引方式が全く違います。

2つの取引方法

  • DD方式
  • NDD方式

DD方式は主に国内口座。海外口座はNDD方式で取引されています。この取引方法を知ることは非常に重要です

NDD方式を取り入れている国内会社はほぼありません。逆に海外口座でNDD方式も稀です。

【国内FX会社】DD方式とはDealing Desk(ディーリング・デスク)方式の略

DD方式とはトレーダーとFX会社が1対1で取引を行う方法です。この方法はトレーダーと会社間で取引を行う事を指します。

図で表すと

DD方式の特徴

特徴はトレーダーと会社間でのみ取引が行われ一部の注文のみインターバンクへ注文を行います。この一部の注文は会社にとって不都合な注文を自社で受けずにインターバンクにそのまま流す事を指します。

インターバンクとは

一部の金融機関同士が通貨を売り買いするところです。FX会社はトレーダーの注文を仲介する会社にあたります。

インターバンクに流さずにFX会社で完結している意味

これの意味する事はトレーダーが提示した売買レートなどを約定させるもさせないも会社が判断できるという事です。

またDD方式を採用している会社の利益はトレーダーが負ける事による損失で成り立っている為、スプレッドは狭くして技術の無い初心者トレーダーに口座開設させて負けた損失で利益を得ています

さらっと言ってますがけっこうやばくない?

全てとは言いませんがトレーダーの損失が会社の利益になるのは事実です。

DD方式の会社の利益になる4つのポイント

  • スプレッド
  • ツール
  • キャッシュバック
  • 証拠金維持率

一つ一つ理由がありますので解説していきます。

スプレッド

国内FX会社は総じてスプレッドが狭い理由はトレーダの損失から利益を得ているからです

初心者ほど負けやすいため初心者トレーダーの注文は自社で受け、中級者以上の勝つかもしれないトレーダーの注文はインターバンクに流せば必然とトレーダーの損失分が会社の利益になります。

この状況を「利益相反」と言い、会社の利益はトレーダーの損失の状態が成り立っているので非常にトレーダーにとって不利と言えます。

ツール

国内FX会社が自社ツールを使用する理由は顧客管理が簡単にできるからです

どのトレーダーが負けているのか勝っているのかの情報を自社で管理できる事は、勝率が分かるため自社で注文を受けるべきトレーダーか受けないべきかを判断できます。

また自社ツールで特徴的なのは収支を金額表示させたり、マイナスになれば赤字で表字したりと「感情」を自然に煽ってくる仕様になっています。

確かに収支が赤字でマイナス表示になっている時はすごく不安になります。

お金が増えている興奮とマイナスの絶望感はツールを変更すれば自然となくなりますよ。いわゆる感情トレードが少なくなるメリットがあります。

キャッシュバック

キャッシュバックを大きい金額で告知することで初心者トレーダーの口座開設を促します

ただキャッシュバックを貰えるハードルが高く、20万円のキャッシュバックが貰える取引数は40,000Lotなど、初心者からすればそれが多いのか少ないのかわからない数量になっています。

実際1ドル100円で1万通貨なら1Lotで証拠金40,000円が必要なのでその間の取引回数でかなりの損失につながるリスクがあります。

これを3か月の間に決済するLot量だというのですから驚きです。一番少ないキャッシュバックでさえ1000Lotからなので毎日10Lotの取引をしてやっとです。

それまでに資金がなくなってそう...

証拠金維持率

国内の証拠金維持率は80%~100%に設定されています。これは証拠金がマイナスになる前に早めのロスカットを促す意味として設定されており、いわゆる借金を負わさない安全な措置として高い維持率になっています。

しかし本当の意味は多くの証拠金を預け入れさせるためでもあり、維持率を下回った際に追加入金を促すためでもあります。

すぐに維持率を割れば追加入金しないとトレードができない環境になっているのです。

DD方式まとめ

DD方式はトレーダーと会社の利益相反を生み、会社が利益を得ようとするとトレーダーが損する。トレーダーが利益を得ようとすると会社が損する仕組みになります。

【海外FX会社】NDD方式とはNone Dealing Desk(ノン・ディーリング・デスク)方式の略

NDD方式はDD方式とはほぼ真逆の方式です。トレーダーと会社の間で取引されるのではなくインターバンクとのやり取りになります。

図で表すと

トレーダーとインターバンクの間には海外FX会社が入っていますが、DD方式と違いトレーダーが提示した売買レートのまま自動でインターバンクで約定されます。

海外FX会社はあくまでも仲介として介入しているだけで約定に関して裁量の余地は全くありません。従って非常に平等で透明性の高い取引ができるという事になります。

NDD方式の会社の利益になるポイントスプレッドのみ

NDD方式はDD方式と違い自社で完結できないためスプレッドでのみ利益を得ています。

トレーダーの損失で利益を得ていない事から、トレーダーが買っても負けても関係ないので双方Win-Winの関係を築くことができる方式なのです。

次にDD方式で解説した利益を得ている4つのポイントとの違いを解説していきます。

スプレッド

海外FX会社はNDD方式が多いため必然的にスプレッドが変動型や少し広い場合が多いです。スプレッドのみを利益としているので当然の内容と言えます。

ツール

自社で顧客を管理する意味はないので自社ツールは無く、MetaTrader社のMT4かMT5で統一されています。

またMT4は全世界統一なので金額を円で表記したりせず数字のみが表示されており、感情が入りずらくシステムトレードがしやすい環境になります。

キャッシュバック

キャッシュバックは入金した金額に応じてや新規口座開設をしたトレーダーに無償でボーナスとして付与する形が多いです。

トレーダーの負けが利益ではないため、どれだけトレーダーに長くトレードを続けてもらうかに焦点があてられたキャッシュバック内容です。

無償で10,000円のボーナスで開始できたりとトレードする機会を作ることが大きな目的だといえます。

証拠金維持率

海外口座は証拠金維持率が20%ほどと国内と比べ極端に低いです。それはこの後にも解説しますが「ゼロカットシステム」が大きな要因となります。

証拠金が最悪マイナスになった場合に、FX会社がマイナス分を補填して帳消しにしてくれるシステムです。

NDD方式まとめ

NDD方式はトレーダーにトレードしてもらうことでスプレッドで利益を得るため、自然とトレーダーにとって良い環境でトレードできる仕組みになります。

海外FX会社のスプレッドが広い訳はNDD方式にあったんですね!

初心者の方は取引方法を知らずにスプレッドだけで判断する事が多いですからね。

ゼロカットシステム

国内FX会社にはゼロカットシステムが無く、海外FX会社にはあります

ゼロカットシステムとは

ゼロカットシステムとは急なレートの変動があった際、証拠金維持率を下回り強制ロスカットがかからずずに口座残高以上の損失が発生した場合に口座残高を0にしてくれるシステムです。

そのため海外FX会社は証拠金維持率を低く設定できるのでトレーダーはぎりぎりの証拠金でもトレードが可能になります。

また追証が無いので維持率を下回ったとしても強制ロスカットのみで追加入金の必要はありません。

国内FX会社は何故ゼロカットシステムが無いのか

国内FX会社にゼロカットシステムが無い理由は簡単です。日本の金融庁に禁止されているからです。

国内で金融取引業をするとなると認可は必須ですがそもそもトレーダーの損失を補填することが禁止されています。

そのため証拠金維持率を低く設定してしまうと、レートの急変で強制ロスカットがかからずにマイナスになった場合はトレーダーがそのまま借金という形になってしまいます。

これでは安全な会社と言えずトレーダーが新規開設するわけがありません。ですので追証などの追加入金も発生しますし維持率も高いのです。

追証や強制ロスカットがあれば安心か?

国内FX会社のみに言える事ですが、結論は全く安心できません。事実各社に必ず注意書きが記載されており借金になるリスクは必ずあります。

マージンカットは、必ずしもお客様の損失を限定するものではありません。急激な相場変動等により、その損失額がお客様の預託されている証拠金を上回り、証拠金残高がマイナスとなる場合があります

引用:DMM FX

時価評価総額が必要証拠金の50%(法人のお客様は100%)を下回った場合、ロスカットとなります。ロスカット時、強制決済時に元本を超える損失が発生する場合がございます

引用:GMOクリック証券

ロスカットルールは、必ずしもお客様の損失を限定するものではなく、相場変動等により、預託した証拠金以上の損失が発生するおそれがございます

引用:みんなのFX

ゼロカットシステムがあれば借金になる可能性はゼロです。このリスクの違いはかなり大きいです。

安全性

最後に安全性です。国内FX会社は必ず金融庁の認可を受けているため安全性は確保されていますが、海外FX会社はどうでしょうか。よく言われる2点の理由を解説します。

  • 海外FX会社は金融庁の認可を受けていない
  • 出金拒否・口座凍結などがある

海外FX会社が金融庁の認可を受けていない理由

海外FX会社が国内の金融庁の認可を受けていない理由は以下の2点があります。

  1. レバレッジ
  2. ゼロカットシステム
レバレッジ

海外FX会社のメリットの一つのハイレバレッジ。金融庁の認可を受けてしまうと最大25倍になってしまいます。

ゼロカットシステム

ゼロカットシステムもレバレッジと同様に国内の金融庁の認可を受けると、法律で定められているトレーダーへの補填ができなくなってしまいます。

海外FX会社は金融庁の認可を受けられていないのではなく、あえて受けていない事がわかります。

出金拒否・口座凍結などがある

理由は簡単です。海外の金融ライセンスすら持ち合わせていない会社で取引するからです。

海外もかなりの会社がありますが、中には金融ライセンスを一つも取得していない会社も存在します。とはいえ国内もそういった会社は存在しますので、必ず安全かを確認する必要があります。

安全な海外口座やよくある質問に関しては次の記事で解説しています。

初心者からプロトレーダーまで使える海外FX口座おすすめ3選

まとめ:初心者ほど海外FX会社でトレードすべき

最後にもう一度比較表を確認してみてみましょう。

  国内FX会社 海外FX会社
取引方法 DD方式 NDD方式
取引ツール 自社ツール MT4・MT5
レバレッジ 最大25倍 最大5000倍
追証 有り 無し
ゼロ・カットシステム 無し 有り
リスク 大きい(追証あり) 少ない(ゼロカットシステム)
税率 20.315% (申告分離課税) 15~55% (累進課税)
ボーナス有無 有り 有り
スプレッド 狭い 広い
スワップ 多い 少ない
ロスカット水準 50~100% 0~20%
安全性 日本の金融庁認可 金融ライセンス取得

国内FX会社はTVCMを流したり、今ではスマホ1台で簡単に取引できるツールなどを開発して初心者トレーダーの開設を促しています。

さらには海外FX会社は日本の金融庁の認可を受けていないと警告を発する事で、海外FX会社は危険という認識をばらまきます

ある意味マーケティングの一つですが、どれが正しい情報か間違った情報か自身で見極めどの口座で始めるべきかを自身で考える必要があるということです。

リスクがないって分かった以上はさっそく0円で海外口座を開設しようと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。明日からのトレードに役立ててくれれば幸いです。

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